インタビュー

INTERVIEW

IST 営業 1998年入社

TOMOHIDE
KATASHIBA

片柴朋秀

中納言からインターナショナルISTへ。会社の期待に応えたい

  • 入社後のキャリアについて

    関西調理専門学校を卒業後、中納言に入社し、16年間中納言の調理スタッフとして働きました。ISTに異動の声がかかったときは、正直複雑な気持ちで不安しかありませんでした。20歳の時に入社して以来調理の道一筋、副料理長まで務めたところだったので。ISTに異動して自分にできることはなんだろうと考えた時、自分を選んでくださった今の会長や社長、上司の期待に応えることじゃないかと思ったんです。やっぱりこの会社が好きなので、自分に求められることをしっかり務めたいと思いましたね。それに、それまで中納言の厨房で培った伊勢海老やアワビの調理技術を活かして、新しい商品の開発にも携わることができる。それを全国のレストランやホテルに卸すことで、全国のお客様に美味しい伊勢海老を食べていただける。やりがいがある仕事だと思い、ISTへの異動を決意しました。異動してからも人間関係は良好で、ありのままの自分で笑ったり怒ったりしながら毎日仕事に励んでいます。

  • 現在の仕事について

    インターナショナルISTは主に伊勢海老を海外から輸入、加工、業務用卸をする輸入商社です。通常の卸売業者は、水産物をそのまま販売するのですが、ISTは加工、半加工して販売する点が大きな強みです。たとえば、IST独自技術の「ア・フレッシュ」シリーズは、活きたままのロブスター、オマール海老、エゾアワビをご注文に応じた半加工を行い冷凍、お届けするシリーズです。まるで活きた伊勢海老をさばいたような味わいを実現していて、全国のホテル、レストランなどでご利用いただいています。 活きた伊勢海老は、到着後すぐに加工または水槽での管理が必要な上に、調理場で面倒な下処理や難しい加工が必要になりますが、ア・フレッシュシリーズは届いたらそのまま調理が可能ですし、冷凍保存も簡単です。 日々の仕事内容でいえば、出勤後まずは市場のお客様から注文を受け、 配送準備、そのまま配送をします。帰社後は納期に合わせて商品の加工や入荷受け入れなどを行い、合間にお客様の注文受付の電話対応をします。今一番やりがいを持って取り組んでいるのが加工の仕事で、自分の中での細かいルールを作り責任感を持って取り組んでいます。伊勢海老やアワビといった高級食材ですから、お客様の満足のいくものを自信を持って提供したいんです。他の会社ではできないこと、自分にしかできない仕事をやっているという感覚もISTで働くやりがいの一つですね。お客様の求めている商品をこれからも作りたい。上司とも相談しながら色々な商品を開発し、多くのお客様に喜んで頂きたいですね。

  • 中納言はどんな会社ですか?

    この会社に入社して20年以上経ちますが、本当にあたたかい人たちが集まっている会社だと感じます。業者様にも「社員さん同士、ほんとに仲がいいですね」とよく言われるんです。やはり仕事をする上で人間関係はすごく重要だと思うんですよね。どれだけ仕事内容にやりがいがあって給料が良くても、最終的にその仕事を好きになれるかどうかは一緒に働く人で決まると思います。この社風を今後も後輩が引き継いでいってほしいですね。もちろん、社風だけではなくてこれまで長い歴史のなかで培ってきた伊勢海老についての知識もしっかり若い子たちに伝えていきたいと思っています。まだまだ専門的な知識を勉強する機会が整っていないので、そういった事もこれからどんどん作り上げていきたいですし、積極的に参加したいと思っています。