インタビュー

INTERVIEW

CST 経理 2009年入社

YURIE
MORISHITA

森下祐里絵

慣れ親しんだやり方に囚われず新しいことにチャレンジができる良い会社

  • 入社後のキャリアについて

    入社後は中納言神戸ハーバーランド店で約4年間、大阪駅前第三ビル店で7ヵ月間接客スタッフとして働きました。第三ビル店に異動して半年後に「経理の仕事に興味はないか?」と打診を受けました。経理に欠員ができ、これまでは中途採用で募集をしていたがなかなか人が決まらず店舗のスタッフから採用してはどうか・事務スタッフにも店舗の知識を持った人が必要ではないか、ということでお話しがきました。長く神戸の店にいて、やっと大阪の店に慣れてきた頃で接客の仕事に未練があり、すぐには結論を出せませんでした。経理がどのような仕事をしているのか本社スタッフの方の顔も知りませんでしたので、異動を決めかねる旨を伝えると、経理の仕事を体験する機会を一日手配して下さり、仕事の流れや本社の雰囲気を感じることができました。経理部の先輩方ともお話をし、「経理の知識はなくても大丈夫」と仰っていたので、自分にもできそうだな、と思いました。また、「繁忙期は店舗にヘルプに行ってもいい」と仰って下さったので、接客から完全に離れるわけではないのなら、せっかく声をかけて頂いたので自分にできることをがんばってみようと思いました。

  • 現在の仕事について

    主な毎日の仕事は店舗から返ってきた伝票のチェック、請求書・領収証の作成、帳簿の作成、電話対応です。店舗での精算に誤りがないか、領収証が正しく発行されているか、などをレシートや金券を照らし合わせて確認していきます。精算や領収証に誤りがあるとお客様に不信感を与えてしまいますので、再発防止の為にも厳しくチェックしています。本社ではギフト注文も電話で承っています。店舗のように直接お客様にお会いする機会はありませんが、「この前送ってくれたドレッシング美味しかったからまた送って」など、嬉しいお言葉を頂くことがあり、仕事の励みになります。最終的な経理の仕事は一年の締めに決算書を作成することです。そのために税理士さんに助けてもらいながら、毎月試算表を作成しています。簿記の資格はなくても大丈夫ですが、より自分の仕事を理解するために数年前に簿記2級を取得しました。最近は軽減税率の導入や電子決済の増加もあり、勉強しなければならないことが増えています。事務仕事は同じ作業の繰り返しで退屈だと思われがちですが、毎年経理の仕事にも社会や会社の影響で変化があるので、仕事に飽きを感じたことはありません。今後もさまざまな変化に対応できるよう自分の仕事に努めていきたいと思います。

  • 中納言はどんな会社ですか?

    中納言は「人が温かい会社」です。会社説明会で人事の方にお会いしたときにも言われたことばです。実際会社見学に行くと、人の温かさを感じ、会社の雰囲気が良かったので、それが入社の決め手となりました。店舗から本社に異動した際も本社の方は温かく迎えてくれましたし、店舗の方も元気でやっているかどうかすごく気にかけてくれました。上司・先輩・同僚の温かさに恵まれてきたので10年以上働き続けてこられたと思います。また、中納言グループで働いている人は中納言・ガウダンテ・炫・マレロッソが大好きで味とサービスに誇りを持っています。皆が胸を張って良いと思えるものを提供できるレストランはなかなかないと思います。とはいえ、古く歴史のある会社なのでまだまだ古いやり方が残っていることもあります。事務作業は特に手書きなどのアナログ面も多く、数年前から新しいやり方に改革途中です。まだまだ地盤固めの状態ですが、慣れ親しんだやり方に囚われず新しいことにチャレンジができる良い会社だと思います。